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zoom RSS 炎天 キャノボ未遂事件

<<   作成日時 : 2016/07/08 21:49   >>

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 最初に結果から言っときますと、 失敗。 「達成」はおろか「完走」すらしとりません。

梅田新道 国道 1号大阪側基点にて
大阪市道路元標・ 国道 1号大阪側基点にて。


「大阪-東京キャノンボール」...
チャリ乗りのロマンの一つ、 大阪から東京まで 3つの峠(伊賀/鈴鹿、 金谷、箱根)を含む 〜530 km を 24時間以内に走り切る... (東京発大阪着でもいい)

シジュー半ばにして、 体が動くうちにいつか挑戦してみたいと思っていたこの一種無謀な企画に、 今回、 突如取れた休みに乗じ、 突貫で準備し、 走り出したのですが...

涼しい顔で一発で「達成」を決めて、 もう二度とやるもんかっ! 
って思ってましたが... (^^;) 甘かった。

ただ、 踏み出してみないと実感としてわからんかったことも多々あり、 次回の再挑戦のために大いに参考になったので (ん? 次回?)、 「試走した」と思って、 まずはよしとしませう。 (^^)

以下、 その「試走」記録。


■ 大阪・梅田 (0 km) → 清滝峠 (19.8 km) □ ■ (大阪)

スタート時刻を待つ
 神戸の自宅から、 ここスタート地点の大阪梅田新道まで 45km ほども、 炎天の下ゆっくりと自走で。

明日の同じ時刻まで、 東京日本橋の道路元標に笑顔で辿り着けるでしょうか? ...とこの頃は気楽に考えてました。

午後 2時キッカリにスタート
...と思ったらちょうど交差点の信号が 2時キッカリに赤に変わりました (^^;)。 一漕ぎもせぬまま 1分ちょっとロス。


 今回、 伊賀越えルートを選択のため、 一度左折して北上を開始する国道 1号線からほどなくして、 国道 163号へと右折、 そのまま東方面へ。

旅の始まりで、 かつ西からの 3〜4m/s という追い風もあいまって気持ちのテンションだけは高い中、 現実は予想通り信号に引っかかりまくり、 結局序盤の清滝峠手前までで、 既にグロス平均 21km/h 台前半。 先の長さを見越して巡航速度は 30km/h 台前半程度に抑え気味に走ってましたが、 これでは全く足りないことに早くも愕然。

まだ清滝峠(標高 245m)すら登り始めてないというのに...

 というのも...

全行程は 530km弱となるため、 単純に 24時間で割ると、 目標達成に必要な (信号ストップや休憩時間なども全部ひっくるめた)グロス平均速度は約 22.1 km/h。

郊外に出てからが本当の勝負と思い、 清滝峠の登りも敢えて脚を使わない速度(12.5〜13km/h)に抑え慎重に。 

清滝峠

結果、 スタートからちょうど 1時間ちょっとで峠着。

 距離は19.8km なので、 なんとグロス 19km/h を下回ってます。 特に市街地区間は遠慮せずに走行速度 35 km/h 超くらい出してかないと、 なかなか目標ペースを維持するのは容易じゃなさそうです。 

って、 まだ序盤の序盤なんやけど!



ちなみに、 なぜ清滝生駒トンネルを抜けずに峠を登ったのか、 ですが、 ネット上の事前調査では大阪→奈良方向の自転車通行可のトンネル内歩道(右側のみ)の出口からの復帰ルートがどうしても判然としなかったからでした。
...ここは、 一度実地調査に赴くべきかのー。


■ 清滝峠 (19.8 km) → 伊賀・加太越 (85.7 km) □ ■ (大阪/奈良/京都/三重)

気温 33℃
気温 33℃! もう少し前では「35℃」の表示も。
脚攣って Mag On!
もう何本か持ってくべきだった?


 峠から先の 20km 程度は木津川に沿ってそこそこ順調にじわじわと借金を取り戻していきましたが、 この日、 まだ梅雨明け宣言もないまま、 日中の気温は 35℃近くにも達するほぼ真夏のお天気。

キャノンボールに適した季節でないことは最初から重々承知の上、 熱中症にならないため、 首にタオルを巻き (首裏を直射日光から守るため)、 意識してこまめの水分補給を心がけていたはずでした... 

...が、 それでも滝のようにかく汗と共に失われるミネラルを十分補填するには足らなかったらしく、 左膝の筋肉に少し違和感を感じ(あ、やばい、ヤツが来る兆候や!)、 その後脚から全身がじわわ〜っとシビれ始め、 そしてとうとう伊賀上野手前付近で 盛大に脚を攣る! orz...

後から振り返れば、 この序盤の炎天走行での攣りが結局一番の致命傷となった感じ。

たまらずローソン(上野小田店)にピットイン、 Mag-On をソルティライチで流し込み、 10分近く休憩。 ほぼ本気攣りしたにも拘らず、 なんとかルートに復帰出来たのは Mag-On の即効性か?


 ただ、 遅ひ... 再び走り始めたとはいえ、 その後も脚攣りは予断を許さないままそこから 20km は国道25号に沿った最初の難関、 伊賀の加太越(かぶとごえ) の峠ルート。 本来、 難関ってほどじゃないはずなのに!

 この区間、 まだまだ西日が強く、 早々に 「こりゃぁ〜ムリかも!」 と最初のあきらめムード。 峠越えて亀山まで降りたら、 まだどこかで電車に乗って帰れる? とか考え始めながら登ってました。

結局 18:07 (スタートから 4:07) に加太越の峠(標高 315m)に到達。 グロス 20.7km/h。 峠自体は「あれ? ここ?」ってくらいあっけない感じで、 何の達成感もなし、 ただ 「これから下りだ!助かった!」との思いだけが。


■ 伊賀・加太越 (85.7 km) → 岡崎・矢作橋 (195 km) □ ■ (三重/愛知)

 この季節、 十分に日が長いので、 悪名高い加太の酷道(R25旧道)を明るいうちに下れるのは有り難いことで。

懸念された「数百m のダート区間」...は、 ありませんでした。 あれ? 舗装されたんかな? ラッキーラッキー。

それでも狭いワインディングの連続と、 荒れた舗装路面に神経を尖らせながらで下りといえどもあまり速度を稼げませんが、 関に下り、 国道1号に復帰するまでの間に、 あきらめかけてた気持ちと、 そして脚もだいぶ復活。

加太付近、 鈴鹿川支流の渓流沿い
このあたりの渓流沿いの景色はキレイでした... 
でもこんな写真撮ってる時間的余裕は本当はナイ。


亀山バイパス(やっと 100km)も下り基調で、 鈴鹿を抜け南四日市手前までは走行速度 35km/h 超を維持の高速巡航区間、 この 20km はグロスでも 26km/h を出してた今回一番速かった区間で、 もしかしたらこれから借金返して箱根までにある程度貯金も作れるかも!と希望の火を灯しながら走ってた頃...

...でしたが、 ジツのところ平地ではこのくらいの速度をあまねく維持できないと「達成」は難しいのだ、 ということをあとから思い知ったのでした。

実際、 四日市手前まででやっと借金をギリギリ返せるところまで来た(グロス 22km/h に初めて到達)、 という程度で、 その後のルートミス(追分駅付近の「大治田一」交差点を左折すべきをまっすぐ R25→ R23へ)と、 四日市以降の名古屋大都市圏へ突入後のストップ&ゴーの連続、 そしてまた脚攣りの兆候がぶり返し始め、 久々のコンビニ休憩にて、 せっかく返し終えた借金がまたみるみるうちに増えていき... その後結局グロス 22km/h への復活を果たせず、

遂に...

なか卯@東岡崎
なか卯@1国岡崎矢作店

達成断念!!

時刻 23:08、 梅田スタートより 9時間 8分経過、 距離 195 km (+ 神戸から梅田まで自走 45 km)


 本来キャノボをしてる身に、 しかも貯金どころか借金返済と必死に格闘してる身に、 こんな 悠々と「なか卯」でうな重+冷やし小うどんのセットなんぞを食している暇はない! ハズですが、 もうとにかく時間に追われ続けるキツさ...いや、 実際には目標グロス 22.1 km/h に達してなかったので、 時間を追うツラさに疲れ、 脚も疲れ、 「達成」がほぼ絶望的となった今、 何かがプッツーンと切れ、 でぇ〜っっと 40分以上も休憩。

いうたら自己破産?
借金取りに追われ、 「自転車操業」にて日々精神的に追い詰められていく気持ちがなんとなくわかった気がしました (え? しない? 全然ちゃう? ^^)

■  □  ■  □  ■  □  ■  □

 ...ところで先ほどから出てくる 「達成」の意味とは何か?

もうお分かりでしょうが、 スタートから 24時間以内に東京日本橋に到達することを 「達成」 と呼び、 そこから 1分でも遅れれば、 その後のゴールは 「完走」となります。 

いわば、 「完走」目的なら、 途中何泊かしてもとにかく目的地に辿り着ければ良いわけですが、 自分の場合、 − 少なくとも今回は − 「達成」以外に興味がなく、 出来ないなら明日も似たような炎天の中、 完走を目指す気もサラサラない、 と考えていたのでした。

 仮にこの時刻に、 JR岡崎駅から乗り換えなしで新神戸まで行ける新幹線に乗れたなら、 さっさと輪行で帰宅してたことでしょう。


■ 岡崎・矢作橋 (195 km) → 磐田・小立野 (277.5 km) □ ■ (愛知/静岡)

 ですが。

実際には終電に間に合わないばかりか、 そもそもJR岡崎駅には新幹線止まりません (^^;) し、 なか卯店内の冷房の寒さにだんだんと耐えられなくなってきたのもあり、 ここから先は時間に追われず...もとい時間を追わず、 とにかく夜のうちは走って、 豊橋か浜松あたりまで行って朝の新幹線にでも乗るか!

と心機一転。 嗚呼、 自己破産した後の気分はこんなにもラクになるとは。 (^^)

...が、 なんということでしょう。 
岡崎から矢作川を越えたあたりから名古屋都市圏がほぼ終わり、 郊外の夜中の幹線道、 信号ストップも極端に減り、 自分でも気付かぬうちに巡航速度が時折 40km/h を超えるくらいに上がってます。

どうも先ほどの 「なか卯大休憩」 がだいぶ体を回復させたようです。 

実際ここから 60km 以上、 脚が回る回る。 (^^) 
銀シャリ&うどん飯という炭水化物メインの食事をしっかり食べたのも効果大だったのでしょう。

ガーミンの走行ログによれば、 200〜260km の 60km 区間で途中コンビニ休憩(静岡・湖西白須賀南店、 潮見坂を下った先)を入れてるにも拘らずグロス 25.8 km/h を記録。 2時間20分切ってます。

ルートとしてはこの間、

 ● 本宿の緩い峠(標高108m?)を越え、 潮見の緩い峠(75m?)を越えるも登り平均斜度 1% 未満。
 ● 豊橋の先にあった筈のボウリング場 「岩屋キャノンボール」を見過ごし気付くと二川。
 ● 弁天島経由で浜名湖も渡るも、 暗くて何も見えず。
 ● 夜中の一号線、 浜名湖以降、 走り易いがひたすら単調。 飽きる。

など、 特筆すべきことは何もなく、 浜松バイパス沿いの回避ルートも迷うことなく、 天竜川を渡った先の セブンイレブン磐田小立野店に午前 3時 8分到着

ここまでで梅田から 277.5 km。 半分ちょっとまで来ました。
ガーミンのデータを後半ルート分に入れ替える場所に設定してたので、 自分の中では一つ重要な区切り地点。

...しかし既に 13時間 8分。 達成を目指すなら、 少なくともここを 12時間以内に出発してるくらいでないと... いや多分それでも遅いくらい。

実は岡崎のなか卯(195.5km地点)以降、 ここ(277.5km地点)までの 82km も、 後半若干ペースが落ちたもののグロス 24km/h を若干上回るペースで到達しており、 あくまでタラレバを言えば、 あのなか卯の 40分間を引けば、 全体の目標グロス平均を 5〜6分上回ってた計算になります。

ただもちろん、 あのなか卯の 40分がなければ多分 200km 地点以降こんなペースで走れてないでしょうし、 ヘタすればずっと苦しさが続いて更にペースもダダ落ちし、 更に下回ってた可能性も。

 現実は、 そんなイケイケ区間も永遠には続かず、 体はほぼ限界に近づいており、 若干の眠気もあって、 このコンビニでモンスターエナジーを飲んで15分の仮眠を含む計 25分の中休止。


■ 磐田・小立野 (277.5 km) → 静岡 (350 km) □ ■ (静岡)

 午前 3時半過ぎ、 後半戦 251km の旅路に、 いざ出発。

軽い仮眠の後、 また少し体も回復しながら走り出したこの頃、 頭の中の暗算によれば、 リミットまで残り 10時間半弱、 それって 今からでもグロス 24km/h ちょっと出せれば走りきれるんじゃね?  ...という楽観見積もりが一瞬よぎります。 (^^)

おっと、 最後の難関、 箱根の登りが待ってることを忘れちゃおりません

...それでも例えば、 箱根に備えてグロス +2km 上乗せできたら 30分くらい余裕ができる? とか余りある時間の中でいろいろ皮算用。 ...うん、 あんまり脳みそでカロリー消費すべきではなかったかも知れん。


...がしかし。

その前、 しかも 2時間以内にもう一つ中盤の難関が立ちはだかってるのは半分忘れておりました。

その名も 金谷峠。 標高 200m 程度とはいえ。

万事休す。
これを思い出すまでは、 もしかしたらまだ一縷の望みにすがっていた自分がいたのかも知れません。
金谷峠への道中
金谷峠への道中、 静岡らしい(?)お茶畑の風景でパチリ。
少しずつ斜度が出てきた頃。
周囲もだいぶ明るくなってきました (こんな場所で不本意ながら ^^;)。  
この少し前には、 明ける空に富士山のシルエットも見えましたが、
その時だけだったな富士山見たのは。


金谷峠から大井川への下り
金谷の峠(標高 218m?) から大井川への下りの道中で、 朝陽に見舞われます。
金谷峠と思ったら 小夜の中山トンネルという一つ手前の小峠で、
その後の登り返しでがっくりしながら、 峠に着いても標識もなくラブホしかなかったといふ。


 もうこの頃には、 静岡駅で打ち止めよう と決めてたので、 まぁ気楽なもんです。 

大井川を渡り、 藤枝市役所の先のなか卯 (また?)に入り、 ぼそぼそと朝ごはんを食べながら仮眠すること 50分。

また少しだけ体力復活するも、 次に控える 宇津ノ谷峠 (県道208号)は、 峠を登らず併走する国道1号が貫く 平成宇津ノ谷トンネルを自転車で渡れるのかを実地検分し、 静岡に下り...

静岡駅前にて終了
終〜了〜っ♪

朝 8時、 梅田スタートより 18時間経過、 距離 350 km (+ 神戸から梅田まで自走 45 km)


 お疲れさまでしたー自分。 ハ ハ ハ...

その後、 駅近くの温泉 (天神の湯)にて汗を流し、 輪行して神戸に退散〜。

本当だったら、 目的地の日本橋目指して最後のスパートをしてたであろう時刻に、 自宅に戻ってしまったといふ... なんやろかこのちょっとした虚しさ。 新幹線、 速っ! ひかりのクセに。


 今思えば、 箱根の手前の沼津まで走ってても昼までには着いたでしょうから、 バイパス回避ルートの実地調査のための試走と割り切ってそこまで歩を進めてても良かった気もしますが、 前日の炎天下の脚攣りの記憶が、 それを押し留めました。 もう今日は炎天ライドはもう沢山、 と。


■  □  ■  □  ■  □  ■  □


 さて、 今回なにがアカンかったのか?

まぁ、 総括してしまえば、 力不足 の一言に尽きるでしょう。

ただ、 今後のためにもう少し要因を探っとくならば、

● やはり季節が悪かった。 この炎天を舐めてました。
   早々に伊賀で見舞われたあの脚攣りは」の影響は大きかった...のちのちまで尾を引いたな...

● 移動速度とグロス平均速度維持の認識が甘すぎた。
  グロス 0.1 km/h 取り戻すのがこんなにシンドイとは...
  コンビニ休憩の時短効率化ももう少し真剣に考えねば。

● 食事は、 簡単な補給食だけでなく、 ときどきご飯もの(おにぎりも可?)も導入すべき。
  まぁ、 今回は なか卯で 2度も大休憩しちゃったわけですが。

● 背中に背負ったバックパック (Deuter Race X Air) と、 その中身ももう少し吟味すべきだった。
  5kgくらいあったので、 それなりに肩にキました。 出来れば背負わずにフロントバッグ等導入すべき。

サドル(Selle San Marco Concor Carbon FX Allowhead")も ここまでのロングするにはちょっと硬かったかな。

...などなど。 

でも次回は...あるのか? (^^;)

→ ありました。 乞うご期待!


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コメント(2件)

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キャノボチャレンジお疲れ様です!自分もいつかはチャレンジしてみたいです、達成は無理だとしてもせめて完走目指して!!
ガミ
2017/03/01 20:36
まずはプロローグということで。(^^)

2017/03/02 02:14

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